ネジを旋盤加工する際、ピッチやC面、規格などの指示が必要です。
例えば、ネジのC面をC0.5、規格をM8、ピッチをP1.25と指定する場合があります。しかし、この通りに加工するとC面にバリが発生することがあります。これはピッチがC面よりも深いためです。バリが発生すると、バリ取り加工が必要になりリードタイムが延びる原因となります。
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VAVE事例
提案内容 | C面をC0.5からC1.5に変更 |
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提案効果 | バリ発生を防止し、リードタイム短縮を実現 |
ネジを旋盤加工する際、ピッチやC面、規格などの指示が必要です。
例えば、ネジのC面をC0.5、規格をM8、ピッチをP1.25と指定する場合があります。しかし、この通りに加工するとC面にバリが発生することがあります。これはピッチがC面よりも深いためです。バリが発生すると、バリ取り加工が必要になりリードタイムが延びる原因となります。
C面をC0.5からC1.5に変更することで、ピッチP1.25のネジを旋盤加工する際にバリの発生を防ぐことができます。
C面がネジ山のピッチよりも深くなるため、バリが生じにくくなります。バリが発生すると、使用者が怪我をする恐れがあるため、バリ取り工程が必須となりますが、C面の変更によりバリ取りが不要になり、リードタイムを短縮できます。